かさのいえ/2006年/滋賀県彦根市

CASA PROJECTが始まる前の最初の作品。
きっかけは「3R:Reduce・Reuse・Recycle」をテーマとした空間設計の課題だった。
完成後、大学近くの公園に設置したところ、いつの間にやって来たのか小さな子どもたちが中に入って遊んでいた。
とても小さな作品だったが、太陽の光に傘の布が透けることで生まれる空間は、
とても廃材からできているとは思えないほど奇麗なものだった。
後に、「かさのいえ」=スペイン語で「CASA」→日本語の「傘」とかけて「CASA PROJECT」と名付けることになる。