傘の骨は有価物だけどランクC
こんばんは。HOUKOです。
先日、群馬県前橋市にある産業廃棄物処理工場「ナカダイ」さんにて工場見学をしてきました。
CASA PROJECTでは傘の布を使うことが多く、一部骨も使用するものの、全てという訳にもいかず、
金属リサイクルにまわしているのが現状です。
傘の骨は「鉄」であることから、「有価物=価値のある廃棄物」になります。
(かなりの量になると買い取ってもらえるそう。)
ただメッキがしてあったり、柄や石突きはプラスチックや木…と様々な素材が混じっているため、
鉄の中でもランクは低いようです。
これは自転車ですが、傘も同じような形になります。
手前がランクの高い鉄(見た目もなんかかっこいい)。奥の機械でブロック状にプレスします。
その後、金属専門のリサイクル業者に渡り、不純物がある場合は鉄だけを抽出して、
もう一度鉄として流通するそうです。
価値のある廃材、とはいえ、リサイクルするにも膨大な手間とコストがかかっていることが改めて分かりました。
やはり、ゴミにしないことが一番ですね!
No.000 HOUKO